もうすぐ小学校一年生になる息子。いまひらがなは読める状態で、カタカナはどこで覚えてきたのか少し読める程度。数字も1〜二桁くらいまで言えるような言えない様な(7、8あたりが抜けがち)。あと、少し滑舌悪くて、聴き慣れないと通じないことが多い。
この状態で入学して大丈夫なのだろうか、塾通いやドリルなどやったほうがいいのか、小学校でやっていけるのだろうかと少し心配になって調べてみたのでまとめてみました。
小学校の入学準備までにひらがなは必要?
まず学校のカリキュラムについて。
国語・・・ひらがなの授業が4月に始まり、1日3〜4文字を習う。5月初めにはひらがなが読めることを前提として授業が進んでいきます。
算数・・・6月には足し算引き算が始まり、1学期末には足し算引き算の文章問題が解ける様にならないといけない。6月までは1〜100のカウントと100〜1までのカウントダウンができるようになっている(ハズ)。
このスピードについていけるかどうか、不安があるなら事前に勉強しておいたほうが安心です。
また、自分の名前の読み書きができないと入学式の次の日に早速困ることになります(自分のくつ箱がわからない、他の子のものと自分のものが区別つかないなど)。
ちなみに、いろいろと調べていくうちに、私が住む市ではないのですが「豊中市」」「横浜市」「川崎市」が出している「入学時にできていてほしいこと」みたいな資料を見つけました。
そこに記載されていることとして、学力についての記載は「自分の名前が読める」だけ。おそらくその前段として生活の基礎や人としての行動のほうに重きを置いているのかと推察されます。
3市の項目としては下記がありました。(重複は削除)
「早寝早起きを心がける」
「睡眠時間を十分にとる(10時間程度)」
「朝ごはんをしっかり食べよう」
「朝のトイレに行こう」
「手洗い・歯磨き・洗顔をしよう」
「着替えは一人でできるように」
「おはよう、さようならのあいさつができる」
「自分の名前、返事、トイレ行きたいなど自分の状態がいえる」
「ありがとう・ごめん・やだなど自分の気持ちがいえる」
「自分の名前が読める」
「整理整頓ができる」
「人の話を聞きましょう」
「思いやりをもとう」
「友達とあそぼう」
「絵本に親しみをもとう」
「ハンカチ・ティッシュをもとう」
「和式トイレも経験ておこう」
「傘をたたむ、レインコートの着脱ができるように」
「通学路の歩き方を練習し、自分で登下校できるようにしよう」
3市とも共通していたのは「早寝早起き」と「朝ごはん」の2項目だけでした。
こうやってみると、勉強も大事ですが、大人としては普通すぎて気づきませんが、人としての基礎をしっかり教えておかなければならないんだなと考えさせられます。
豊中市の資料では、小学校入学してからの1週間の行動(※ベーシックなもの、小学校によって違う)についても記載があるので、とてもイメージしやすいと思いました。
小学校の入学準備には塾通い?ドリル?
小学校前にドリルや塾は必要なのでしょうか。いろんなかたの意見としては「焦る必要はない」でした。興味を持つとびっくりするくらいどんどん吸収していくとの意見が多いので、いまの私のだらけた生活を見直すことをしなければならなそうです(汗)。ゲーム感覚で車のナンバーの数字やひらがなの当てっこゲーム、なぞなぞで”考える”ことをさせたほうがよく、”塾通いに憧れる”だけなら絶対にやめたほうがいいです。
ただ、学校に上がったら宿題が出るので、それを想定して毎日ドリル(書店で売っているもの)を1ページやっているという家庭もありました。習慣づけをするには有効かと思います(親の努力も必要なので覚悟しましょう)。
まとめ
ある程度ひらがな、カタカナは読めたほうが良いですが、その前に人としての基礎ができていなければならないということに気がつきました。
保育園や幼稚園とちがって、こんどはちゃんとして授業という形式になり45分間椅子に座って先生の話を聞かなければなりません。まずそれができるか?そのためには「きちんと人の話を聞く」ということ、あとは小学校は楽しいぞーということを覚えてもらおうと思います。
また、小学校入学してからのことを調べていくうちに「小1の壁」というワードも見つけてしまいました。保育園の待機児童以上に深刻な問題かもしれません。小1の壁についても後ほどまとめたいと思います。