雛人形の収納はダンボール?しまい方によってはカビも。

「雛人形を飾ろうと、人形を出したらカビが生えていた」といった事を聞くことがあります。髪の毛部分、台座、畳部分などあらゆるところにカビなどの汚れのリスクがあります。そんなことにならないよう、しっかり注意して保管したいですね。

この記事では保管するための入れ物とのしては何がよいのか、汚れ対策としての注意点について記載しています。

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雛人形の収納にダンボールで問題ないか

雛人形の収納にはダンボールでもよいのでしょうか?回答としては「問題ない」が回答となるかと思います。が、本来なら一番は桐箱

雛人形の素材は絹であることが多いので絹と同じように扱わなければなりません。

絹に湿気と直射日光は禁物

湿気はカビの原因となり、直射日光は黄ばみの原因となります。

その湿気と直射日光を避けてくれるのが桐箱です。

ベストは桐箱ですが、湿気がない場所に保管できたり、たまに風を通してあげられるのであればダンボールで問題ありません

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雛人形のしまい方によってはカビも

前述しましたが、しまい方によってはカビの原因にもなります。

雛人形の汚れの種類は「カビ」「シミ」「虫」の3つがあります。この3つを発生させないようにしまう事が大切です。

カビ対策

カビのもととなるのは湿気。湿気対策として、湿気の少ない晴れた日に人形の片付けを行うことで湿気を含んだ状態での収納を避け、収納場所は押入れなどの場合は上の段など高い位置におく事をお勧めします。

また、予備知識として、湿気が発生する場所・原因は「お風呂」「料理する場所(キッチン)」「洗濯場所」「ヒトの呼吸、汗などの蒸気」となります。これらの場所が多湿となります。気をつけましょう。

シミ対策

「雛人形にシミがついてる」などの声も聞く事があります。これの原因は人形を素手で触った事による汚れです。そんな事にならないよう、出し入れの時には手袋を使う事をお勧めします

虫対策

虫食いについては、洋服と同じで虫が食べてしまうものです。実際に虫が洋服を食べているところを見た事がないので実感しずらいですが、本当の虫が食べてるんですよ?なんらかのタイミングで「カツオブシムシ」などがやってきて、飾ってある人形に卵を産み、保管中に孵化して人形の服を食べてしまうのです。虫対策としては、人形をしまう時にホコリを払って綺麗になった状態でしまうこと。そして防虫剤を入れる事が対策となります。

まとめ

決して安くない雛人形。かわいい娘の健やかな成長の願いの象徴。大切にしまいたいものです。
可能であればこまめに換気をしてあげたり、陰干ししてあげられれば言う事なしですね。

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