エクセルマクロでのオートシェイプの操作
ユーザーの動きに合わせてオートシェイプや画像を操作するためのオブジェクト操作
オートシェイプや画像の操作をする方法をご紹介する前に、「画像はどんな動きをすればよいのか」=「ユーザーの動き、ルーレットに合わせて、画像をどう動かすか」
これを考えたいと思います。
画像に関連する動きは下記(赤文字)。
・ 数字を選ぶ
・ スタートボタンを押す
・ (ルーレットが回る)
・ ストップボタンを押す
・ (内部的に抽選)
・ (ルーレットの速度を遅くする)
・ (結果表示)
└アタリ→あたりの画像を表示
└ハズレ→ハズレの画像を表示
画像の種類としては、「案内役」「吹き出し」「スタートボタン」「ストップボタン」があればよいと思います。
この4つの画像をユーザーの動きに合わせて表示したり非表示にしたりすれば動いているように見えるというわけですね。
私はイラストACというサイトより下記画像をダウンロードしました。
案内役
「数字を選んでね」の画像
「スタート押してね」の画像
「ストップ押してね」の画像
「アタリ」の画像
「ハズレ」の画像
「スタートボタン」の画像
「ストップボタン」の画像
吹き出しはエクセルのオートシェイプで間に合わせで作ります。
ユーザーの動きに合わせた対応表が下記となります。
ユーザーの動き | 案内役(表示する画像) | 吹き出し(表示するワード) | スタートボタン | ストップボタン |
初期状態 | 「数字を選択してね」 | 「数字を選んでね」 | 表示 | 非表示 |
数字を選ぶ | 「スタート押してね」 | 「スタートボタンを押してね」 | 表示 | 非表示 |
スタートボタンを押す | 「ストップ押してね」 | 「ストップボタンを押してね」 | 非表示 | 表示 |
ストップボタンを押す | 「ストップ押してね」 | 「祈って〜」 | 非表示 | 表示 |
結果(アタリ) | 「アタリ」 | 「アタリだよ」 | 非表示 | 表示 |
結果(ハズレ) | 「ハズレ」 | 「ハズレだよ」 | 非表示 | 表示 |
まず、ここまでは理解いただけたでしょうか。
理解できたら次は、マクロで操作しやすいように画像の名前を変更していきます。
エクセルの画像の名前の変更の仕方
画像の名前変更方法はカンタン。
画像を選択して、左上の名前ボックスに変更したい名前を入力するだけです。
※ 入力できる記号が決まっていますので気をつけてください。
赤枠部分を↓に変える
名前変更の方法がわかったら各画像と各吹き出しのオートシェイプに名前をつけましょう。
今回の場合は、各画像の種類と意味を名前として入力しました。
これで下準備ができました。
次に実際にコードを書いていこうと思います。