早いものでウチの子も小学三年生となりました。
今までは小学校の授業が終わったら学童にいってもらい、そこで宿題しお迎えを待つ。というような生活スタイルを続けておりました。
が、この度、習い事をすることになり、その習い事(スイミングスクール)の場所までバスでいくという試練が発生したのです。
親の気持ちとしては、
「間違って違うバスに乗ってしまったらどうしよう?」
「帰ってこれなかったらどうしよう?」
と、とても心配になります。
そこで、この便利な世の中、何かしらいいモノがあるに違いない!とググってみたところ
「mamorio」
という落し物防止タグというものを発見。
なんか、地図機能とかあるし、使えそう。
通信会社のキッズケータイなどのように月額費用がかからず、初回購入費用だけで手に入るので「これはいい!」とすぐにポチってみました。
実際に私が購入したものはこちら(マモリオ3個セット送料無料)です
その結果・・・
mamorioで子供の居場所はわからない
よく読まず(理解せず)に購入した私が悪いのですが、これは本当に「落し物防止タグ」です。
仕組み的には、タグをつけたモノ(例えば財布に入れておく)がスマホ(常に身につけていることが前提)から、一定距離離れると「あれ?なんか落としてないすか?」とスマホに通知が届く。というもの。
私は、完全に「GPS機能ついてないけど、地図で探せそうだし、ペットも探せるみたいだし、いけるっしょ」と思い込んで購入してしまいました。
mamorioで通知が来ないため問い合わせしてみた
mamorioが届いてすぐにスマホへアプリインストール、タグをBluetoothでペアリング、子供のランドセルへ忍ばせておきました。
翌朝、子供が学校に行った後「あ、そういえばmamorioってどうなってるんだろう?」とアプリを開いてみると
「さがしています…」
としか表示されず、、、
じゃぁ、「地図機能あったっぽいから地図みよう」と思ってアプリをいろいろ触ってみるものの、一向に地図らしきボタンがない。それに公式ページに書いてあった”みんなで探す”機能のボタンもない。。
なんじゃこりゃー(この時点では落し物防止タグとは気づいていない)と思い、チャットで問い合わせしてみました。
■私が質問した内容(概要)
昨日マモリオを子どものランドセルに入れ、本日、アプリで子どもの居場所を確認しようと思ったのですが、アプリ上では「さがしています」の表示でずっととまったままになっています。
FAQにあるようにスマホの再起動も試しましたが、状況改善されませんでした。子どもの居場所を確認するにはどうすればよいでしょうか?
そもそもこういう(子どもの居場所を探す)使い方は想定されていないのでしょうか?
■カスタマーサポートの回答
MAMORIO本体はBluetoothの電波を常に発し続けており、
スマートフォンとペアリングする事でタグを見守ります。
ただ、あくまでGPS製品ではございません。スマートフォンの位置情報を基準としております。スポンサーリンク
ペアリングしたMAMORIOと離れて電波が検知できなくなり、一定時間が経過した場合「紛失状態」と判断致します。その際スマートフォンに「手元にありますか?」とプッシュ通知を送信します。
まず、この機能によって置き忘れを未然に防いでいただきます。通知に気づかず離れてしまった場合は「最後にあった場所と時間」を地図上で確認いただけます。
ただ、これはあくまで「最後に電波を検知できていた場所と時間」でございます。
上記でご説明させていただいた通り、MAMORIOはGPSを搭載している訳ではないため、リアルタイムの位置情報を追跡できる訳ではございません。
ここでやっと使い方が間違ってたのだと気付きました。
ちなみに、”みんなで探す”ボタンがないことについても確認してみたところ、”みんなで探す”ボタンは”紛失状態”にならないと出てこないようです。
紛失状態になるのは、ユーザー(スマホ)の移動で紛失を検知するとのことでした。
私がやったように、スマホ(自分)が動かずに、タグだけが移動していった場合は通知が来ず、紛失状態にならない可能性があるとのこと(実際紛失状態になってないですからね)。
完全に私の使い方が間違っていました。
mamorioの公式ページにペットにつけて見守りにしたいとあるけれど
mamorioの公式ページに「ご家族の持ち物やペットにつけて見守りに使用したい」とはあるけれど、先述したように自分が動いてないのにペットが動いていっちゃったときは通知されない可能性高いですね。
しかも迷子を探せる印象を受けますが、これまたGPSがついているわけではないので一定距離を離れた場合に「手元にありますか?」の通知が届くだけ(届かない可能性もあるはず)。
通知が届いたら「あれ?どこだ?」とキョロキョロ見回して自力で探す必要があります。
一定距離といっても製品により20m〜60mとのことなので、通知が来て見つけられれば迷子防止にはなるはず。このような使い方だったら悪くないと思いました。
まとめ
mamorio の本来の使い方は
・なくしたら困るものに使う
これ一点ですね。
仕様としては
・タグから自分(スマホ)が離れると通知が来て探すことができる
・通知が来たら「みんなで探す」機能を使うことができる
・自分が動かずにタグが離れていった場合は通知が出ない可能性もある
です。(私調べ)
最後に、せっかく購入したので財布と車のキーケースにつけておくことにし、子供の見守りには素直に通信会社の製品を購入しようと思います。